明け方 いつものように港に車をとめようとすると
何やら見慣れぬラインと 駐車禁止 の文字が。
諸般の事情(この場で多くは語れませんが…)により こうなってしまったようだが,
週末 大量の車を停める場所はどうすればいいのだろうか。
今日は ジギングでもなく 鯛ラバでもなく タコラバ(笑)でもない。
飲ませサビキ釣り。
サバ皮サビキにウルメを掛けて,それに食いつく大型魚を狙う。
毎年 7月下旬から8月中旬にかけて,
ウルメの群れがやってきたときだけに成立する期間限定の釣りである。
テクニック不要?
サビキ仕掛けを落として待つだけ?でウルメがタイやハマチに変わる
不思議な釣りである。
まずは 港の前から。
魚探にはベイトがびっしり映っている。
最初の流しで本日のベイトチェック。
本命ウルメに小アジに小サバ…なんでメバルやねん。
サビキ仕掛けにメバルが食ってきた。
ベイトはたくさん映っているが,全体にうっすらという感じ。
フィッシュイーターに追われている感じはなく,のんびり泳いでいるみたい。
魚探の反応が濃くベイトが固まって映り出すとチャンスなのだが…
アタリが1度あったが針掛かりせず。
橋をくぐって 前の漁場へ。
今度は浅場で勝負。
ベイトの反応はまずまず。
ウルメの掛かりもまずまずなのだが…
その後のアタリがない。
ほかの方は マダイにスズキにハマチにシオにサワラに…と
プチお祭り騒ぎ。
今日は市販のサビキ仕掛けではなく,
青物・サワラ対策のハリス6号の太仕掛け。
針もウルメが掛かりやすく なおかつ強度のあるものを数種類セット。
ウルメは掛かるが タイは掛からない。
あまりに釣れないので市販の仕掛けにもどそうかと思ったら
突然竿先が海に突っ込んだ。
と 同時に竿先が跳ね上がる。
ありゃ 今のは…いったい何だったの?
竿にテンションがない!
仕掛けの元から切られている。
サワラの仕業だ。
枝だけならともかく,仕掛けごと全部持って行くなよ。
サワラは歯がカミソリのように鋭いので歯にラインが当たるとアウト。
10号付けようが30号つけようがサワラの歯に当たればスパッと切られる。
気を取り直して待つこと1時間…
ごつごつ といった前アタリの後 再び竿先が入った。
竿先を叩かないのでタイではない。
ハマチかサワラやな。
やがて ユラーーーっと銀色のシルエットが浮かびあがった。
サワラだ。
コイツは水面まで意外とおとなしく揚がってくることがあるが
水面で大暴れすることもある。
予想通り水面で大暴れ。
ラインに歯が当たれば…はい さようなら〜
暴れまくったにもかかわらず,奇跡的にも無事身柄確保。
針は口の横 ほっぺたのあたりに掛かっていた。
何とか1匹確保できたので,少しは気が楽になった。
その後は ツバスが少々。
まだ30cmあまりしかない。
サバの方がよっぽど大きいし引きも強烈。
ほかにもフイッシュイーターが掛かった。
ヒラメ…小さいので ソゲ ですが。
潮が止まったので本流を横切り 淡路側の行者へ。
ここもウルメの反応があるが,本命が掛からない。
再び もとの漁場にもどってきた。
潮が動いていないのであまり期待できそうになかったが…
本日2本目のサワラをゲット。
その後は なんとメバル。
ハリス6号なんだけど,ウルメの魅力に勝てなかったようで…
ウルメに食いつくだけはある 27cm。
潮が悪く 魚探の反応も悪くなったので ポイント移動。
渦潮を横目に港の前に帰ってくる。
朝からずっと港から孫崎灯台付近でずっとがんばっている船は
20枚ほどタイを揚げているようだ。
ウルメの映りが悪くなかなか掛からない。
うまく掛かった釣り人にはタイが掛かっている。
何度も潮登りを繰り返すものの
反応もだんだん悪くなり そのまま終了。
船中で本命のタイは8枚。
タイのバラシも同数ほどあった。
一人0〜3枚。
強度アップした仕掛けはウルメは掛かるものの
結果的にタイのアタリさえもらえずに撃沈。
やはりハリスは細め長めがいいようだ。
針もいろいろなタイプを試したが
ある一種類の針だけはウルメの掛かりが抜群によかった。
今回の反省をふまえて,次回の仕掛け作りに生かそう。
3年後にはブリになるであろう小魚はリリース。
本命のタイが掛かるように仕掛けを工夫しなければ…
本日の釣果 サワラ 70cm 2匹 他